VF（嚥下造影検査）画像　～発声と正常嚥下～

来訪してくださりありがとうございます。

本日は発声と正常嚥下について嚥下造影画像を提供いたします。被検者は健常者20代男性となります。嚥下メカニズムの理解にお役立て下されば幸いです。それではどうぞ。

発声時の透視画像（側面）

発声時の透視画像（正面）

水分連続嚥下（条件：座位、自力、コップ飲み）

命令嚥下（条件：座位、介助、薄いトロミ、3cc）

自由嚥下（条件：座位、自力、全粥、5cc）

左横向き命令嚥下（条件：座位、自力、水分、コップ飲み）

食道-胃（条件：座位、自力、水分、コップ飲み）

正常な嚥下のメカニズムを理解したあとにオススメ

・嚥下障害の中核症状は、トリガー（嚥下反射）と押し込み（咽頭クリアランス）です。この2つを押さえるために下記解説をご紹介いたします。

命令嚥下と自由嚥下の違いを教えて下さい | 横浜嚥下研究会 (yokohamaenge.com)

VFにおける喉頭挙上遅延時間と病態分類 | 横浜嚥下研究会 (ameblo.jp)

咽頭クリアランス | 横浜嚥下研究会 (yokohamaenge.com)

記事担当：よこはま港南台地域包括ケア病院　ST粉川将治