横浜嚥下研究会

居宅におけるVEの診断とリハビリ

第4回お口のトラブルのみこみ勉強会で会場参加者から頂いた質問に回答致します。

VF、VE、ではVFの方が確認診断できると思うが居宅PtではVEで判断しかない場合 その後の診断とリハビリの提案はしていいのか?
Eが「嚥下前後の咽頭・喉頭の所見から嚥下機能を推察する検査」であるのに対し、VFは「嚥下動態全般(口腔期・咽頭期・食道期)を視覚的に評価できる検査」であり、VFの方がその患者さんにとって最も安全な嚥下姿勢や食形態、リハビリ法を見つけやすいといえます。

しかし、VEだけでもリハビリ法の提案はできます。ただリハビリ法まで検討するのであれば、VF・VEいずれも、嚥下リハビリの専門職である言語聴覚士(ST)の同伴が望ましいと考えます。

本文執筆:河合耳鼻咽喉科医院 河合敏

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