食事介助時間の設定
食事介助時間はどのぐらいに設定すればよいでしょうか?
エビデンスはないのですが、経験的に病院、施設なら30分以内、在宅なら1時間以内と指導しています。
患者さんの疲労であったり、集中力の低下が原因で窒息、誤嚥の増加になることを懸念しています。
また、マンパワー、同一体位の弊害といったことも問題となってきます。
ここで大事なことは、栄養と水の量がどれだけ確保出来ているかです。
やはり正しい評価の下、ご本人にあった摂食条件を設定することが大切だと考えます。
一日三食にこだわるから悩んでしまうのでしょう。
一日のカロリー、水の量を主治医から設定してもらい、本人の状態を考慮すればおのずと回数、一回にかける時間は設定出来るかと思います。